「価格.com」「食べログ」など、ユーザー視点で生活をサポートするサービスを数多く開発・運営している株式会社カカクコム。そんなカカクコムのデザイナー職の新卒採用では、ポートフォリオを見てスカウトできる採用サービス「ViViViT」を利用。まだ接点のない多数の学生のポートフォリオを見て、デザイナーの責任者が自らスカウトする学生を選ぶそう。今回はその採用方法について、人事部の石原さんと木村さんに伺いました。

石原泰三/株式会社カカクコム 人事部
新卒で大手人材会社に入社し、新規事業の立ち上げを担当。仕事とは別に、プロボノとして学生の就活支援団体を5年間運営していた。会社のミッションと、それがきちんとプロダクトに落ちていることに魅力を感じ、2018年にカカクコムへ入社。入社後は新卒採用の責任者として戦略の設計・推進を担当している。

木村悠/株式会社カカクコム 人事部 新卒採用チーム
2014年に新卒でカカクコムへ入社。「食べログ」のサービス開発部へ配属後、人柄が買われ2年目から人事部へ異動。採用業務のオペレーションや、内定者や新入社員の育成担当として研修の企画運営を経験し、2018年5月より新卒採用を担当。デザイナー職の採用ではViViViTの運用をメインで行っている。

「ユーザー本位」の考えに共感できるか

ーまずは、御社が求める人物像を教えてください。

石原さん

会社が大切にしている「ユーザー本位の価値あるサービスを創出しつづける」という考えに共感してもらえるかどうかを、最も重要視しています。

当社では社内のミーティングでも頻繁に「これは本当にユーザーのためになるのか?」という議論が飛び交う中で、サービスづくりを行っています。そのためこの考え方に共感し、更にこれを追及し続けられる方を採用したいという思いがあります。

木村さん

また、当社はサービスの企画から開発・運営まで一貫して行う事業会社なので、社内での連携や協業についての適性も重視しています。

具体的には「他者と協力して仕事を進めることができるか」「やっていることの理由や目的を説明できるか」「一緒に仕事をする相手を思いやることができるか」「考え方に柔軟性があるか」「自分の役割をやりきることができるか」など。
そんな点を総合的に見させていただきながら、採用を進めています。

ー新卒採用の目標を教えてください。

木村さん

採用人数を求めるというよりは、当社への入社によって、本当にやりたいことや目指すキャリアを実現できるであろう方に、いかに多く来ていただけるかを大事に考えています。

ViViViT経由での内定承諾率は100%!マッチした学生が採用できる心強いサービス

ーデザイナー職の新卒採用は、現在どのような方法で行っているのでしょうか?

木村さん

主に私が担当しており、中でもいちばん時間を使っているのがViViViT、その次にリファラル採用、そして自社採用ページでの情報発信ですね。

デザイナー職の新卒採用を始めた2016年度は、主に採用支援会社が主催する就活イベントを利用していました。2018年度からはViViViTを導入して、現在はメインで活用しています。

ーViViViTを導入したきっかけを教えてください。

木村さん

支援会社主催の逆求人イベントでは、UIデザインに興味がある方に出会える確率が低く、効率性に課題を感じていました。
そこで新しい施策について情報収集をし始め、ViViViTにいきつきました。
導入してみたところ、当社が求めているスキル・行動特性を持つ学生の方々が非常に多く、スカウトした際のマッチ率も高かったため、現在も継続して利用しています。

ー他にどんな採用方法をとられていましたか?

木村さん

学校に伺って説明会をしていたこともあったのですが、多くの学生に参加いただくことが難しいなどの理由から、現在はほとんど実施していません。

学生さんのやりたいことはさまざまで、デザインといってもUIデザインではなく、プロダクトデザインやグラフィックデザインをやりたいという方も多くいらっしゃいます。
当社に興味を持ってくれる方がいるかどうか分からない中で学校へ足を運ぶより、もっと効果的な方法を探していて、ViViViTにたどり着いたんです。

石原さん

デザイナー以外の職種では、今でも他サービスを利用したりイベントに出たりもしています。
ただデザイナー職に限っては、マッチ率・サービスの使いやすさの観点からViViViTを頼りにさせていただいています。

ーViViViTにおける学生とのマッチ率はどれくらい高いのでしょうか。

木村さん

例えば2019年度は、スカウトをしたうち約7割の方にエントリーいただきました
あらかじめポートフォリオやプロフィールを見て、どんなことに興味がある学生さんなのかを確認した上でお話しができるので、そこから選考に進む方も多く、きちんと採用につなげることができています。

石原さん

リファラル採用として出会った学生さんでも、私たちが「いいな」と思う方はViViViTを使っていることが多いんですよ
そういった点でも、当社とViViViTを利用する学生さんとの親和性が高いことを感じます。

ーViViViTでの採用実績を教えてください。

木村さん

2019年度は、ViViViTから5名のデザイナーを採用しました。

内定承諾率も100%で、当社の方針にきちんとマッチしている方をしっかりと採用できているなという実感があります。

スカウトから内定まで。デザイン部門の責任者と協力して、漏れなく真摯な対応を

ーViViViTを利用する上で工夫していることはありますか?

木村さん

工夫は大きく2点あります。

1点目は採用のスタート時点から、事業部別に2名いるデザイン部門の責任者に関わってもらうこと。
2点目は当社の採用全般で意識していることでもありますが、出会ったみなさんの状況を伺いながら、一人ひとりと丁寧に向き合うことです。

ーまず1点目について詳しく教えてください。

石原さん

スカウトをするかどうか判断する段階から、デザイン部門の責任者に関わってもらっていますViViViTのポートフォリオを、一つひとつ見てもらっているんですよ。

木村さん

具体的にはまず私が、「作品がいくつ以上登録されている」「IT・Webに興味がある」など、事前にすり合わせた条件に絞ってからデザイン部門の責任者にポートフォリオを見てもらい、学生さんにオファーをしています。

石原さん

最初は、ポートフォリオの確認を木村や人事部のメンバーが行うことも検討しました。
しかし現場との感覚のずれによって、本来声をかけるべき学生を見逃してしまうのはもったいないと考え、このような体制となりました。

ー2点目の丁寧な対応とは、具体的にどのようなことですか?

木村さん

スピードを意識することと、お話しする機会をしっかりつくるということです。

デザイン部門の責任者がポートフォリオを直接見て「この人いいね」「会ってみたい」と判断したら、即座にスカウトをします。
そして学生の方とマッチングしたら即日連絡を送りますし、返信もすぐに送るようにしています。

石原さん

また、選考前の面談から選考が終わるまでの間に、2名いるデザイン部門の責任者の両方に会っていただくことも工夫のひとつです。
将来的に上司になる人と、必ず選考の中でお話ししていただくようにしています。

木村さん

ViViViTを利用することで、一つひとつの出会いをより大切にできているなと感じます。
目標人数を決めず、かつ妥協せずにデザイナーの採用を行っている当社には、ViViViTは今後も欠かせないサービスですね。

最後に

デザイナー職の新卒採用では、ViViViTをメインで活用されているというカカクコム。条件に合った新着の学生は必ずチェックする、スカウトの判断をデザイン部門の責任者にしてもらうなど、ViViViTを最大限に活用して理想の採用を実現していました。
「自社に親和性の高い学生と出会いたい!」とお思いの企業の方は、ぜひ一度ViViViTの媒体資料をチェックしてみてくださいね!

<取材・執筆・撮影:まついあいり>
<編集:シンドウサクラ>