マーケティングプロセス上で必要なあらゆる機能を搭載した、データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発・導入支援を行う株式会社フロムスクラッチ。数々の大企業へ導入実績がある「b→dash」のほか、人工知能を用いたマーケティングソリューション開発にも取り組み、これまでに総額約45億円の資金調達を実施。ベンチャー企業ならではの採用のこだわりや、始めたばかりのデザイナー採用の工夫について、お話を伺いました。

甲斐菜月/株式会社フロムスクラッチ 人事
前職ではヘルスケア・ビューティ領域にて従事。その際に「ビジネスのフィールドで戦いたい」という思いが芽生える。なかでも専門性を身に付けることのできるHR領域にゼロから挑戦したいと考え、リファラル採用で2018年にフロムスクラッチへ入社。以降は人事として新卒採用・中途採用両方に携わる。

初めてのデザイナー新卒採用で、6名の採用に成功

ー御社では19卒からデザイナーの新卒採用を始めたと伺いました。その経緯を教えていただけますか?

弊社は「事業」ではなく「Mission」から始まった会社で、「Mission」という目的を達成するための手段・事業内容は問わないという考え方をしています。

そのため一昨年までは、「Mission」の達成に向けていろんな役割や領域を任せられるゼネラリストのみを新卒で採用してきました。私たちの目的や課題意識に共感し、それを達成するために必要なことをこなす意欲があり、自頭が良く、ポテンシャルの高い人材を中心に採用していたんです。

しかし昨年からは更に組織拡大していくにあたり、ゼネラリストだけでなくスペシャリスト、つまり専門性を持ってパフォーマンスを発揮できる人材も活用していこうという方針になりました。それを受けてこれまで中途のみだった専門職も新卒で採用することになり、デザイナーの新卒採用も始めることとなりました。

ー19卒は何名採用できましたか?

全体では40名以上おりますが、ViViViT経由の新卒デザイナーは6名です。
デザイナーの新卒採用を始めたばかり、かつB to B企業で学生の認知度も低い弊社でもこれだけの人数が採用できたのは、ViViViTをうまく活用できているおかげだなと感じています。

効率的なポテンシャル採用ができることを期待し、ViViViTを導入

ーViViViTを導入した理由を教えていただけますか?

サービスのUI/UXにとてもこだわっている弊社にとって、ポートフォリオから学生を探せることがとても魅力的だったからです。

主力サービスである「b→dash」も、クライアントがデータを活用した経営を実現するために、”リテラシーに左右されずに誰でも簡単に使えるプラットフォーム”であることにこだわりを持っています。それくらい、使いやすさを重要視しているんです。
ViViViTでは作品から学生を探せることで、UI/UXにこだわった制作をしている方をスカウトできて、効率的なポテンシャル採用ができそうだと感じました。

またさまざまな料金プランがあるため、自社にあったものを選んでリスクなく始められることも、導入を決めた理由のひとつです。

ー実際に導入をしてみていかがですか?

ViViViTを利用している学生は、ちゃんと自分の考えを持って真剣に採用活動を行っている方が多いので、そこが良かったです。弊社に内定となった学生もみんな真面目で勉強家です。

PCの画面上でいろんな学生の情報を見ることができることも、非常にありがたかったですね。初めてデザイナーの新卒採用を行うにあたり分からないことがたくさんあるなかで、「こんな学生がいるんだ」「こんな学校があるんだ」と、いろいろな発見がありました。

ただViViViTを使い始めた当初は、どんな学生をスカウトすればいいのかがわかりませんでした。

ーそのような状態から、どのようにViViViTを活用していったのでしょうか。

はじめはポートフォリオを見て、クリエイティブのイメージや感覚が近いと思う学生の方にスカウトを送りました。まずは多くの学生に会ってみようと考えたんです。
それを繰り返してたくさんの学生と関わるなかで、デザイナー志望の学生はざっくりと2パターンに分けることができると気づきました。そして私たちが採用したいのは、そのうち1パターン。それからは、その視点で学生を探してスカウトする工夫ができ、ViViViTを活用する感覚が掴めてきたんです。

デザイナーを志望する学生における2つの傾向

ー2パターンの学生の傾向について具体的に教えてください。

つくることが目的」と「つくることが手段」の2つです。
前者は自分の表現したいものをアウトプットするために、作品をつくっているというパターンです。「自分はやりたいこと・つくりたいものが決まっているので、それを受け入れてくれる環境であれば選考を受けたい」というような、職人肌の方ですね。
後者は、価値を創造するため、目的を達成するための手段として作品をつくっているというパターン。私たちの考え方と合っているのは、こちらのタイプです。

ーViViViT上でどのようにタイプの判断をしているのですか?

前者は、「自分はこういうことをやりたい・つくりたい」と明確に記載していることが多いですね。一方で後者は、「こういう経緯・目的でこれをつくりました」と、自身の作品の意図を記載していることが多いです。
だから学生のポートフォリオを見るときは、作品だけでなく紹介文にも着目するようにしています。

この発見は、デザイナーの新卒採用を進める上での糸口となりました。ViViViTという仕組みがあったからこそ、自分たちが採用したいのはどういう人材なのかを振り返り、気づくことができました。

ースカウトをしてマッチした後は、どのような選考に進むのですか?

マッチした学生たちには、まず説明選考会へ来てもらいます。
説明会では弊社がUI/UXにこだわっている理由について、プロダクトの歴史や社会の変化なども踏まえながら、かなり細かくお話ししています。
デザイナー採用を始めた背景や社内におけるデザイナーの重要性を丁寧にお伝えすることで、学生も自分に求められていることがイメージできると思うんです。
そもそも弊社がどんな会社なのか知らない学生も多いので、その理解を深めてもらう目的もあります。きちんと弊社のことを分かってもらってから、面接に進んでいただくようにしています。

ー選考を進める際に行っている工夫は何かありますか。

入社してからミスマッチが発覚しないよう、こちらも学生のこともしっかりと理解して向き合うようにしています。
具体的には、面談で過去の人生を詳しくお話ししてもらっています。考え方の根幹にあるものを、できるだけ明確に知りたいという思いからです。

その後、弊社の良いところも悪いところも隠すことなくお伝えし、選考を受けに来ている方との考え方や価値観とすり合わせることによって、徹底的に自社にマッチする人材を追求する採用を行っています。
このような採用を行うにはやはり、ポートフォリオが入口になるViViViTは最適です。まだまだ試行錯誤中の新卒デザイナー採用を、今後もViViViTを活用しながら効率的に進めていければと思っています。

最後に

デザイナーの新卒採用の開始と同時にViViViTを利用し始めたフロムスクラッチ。作品の見た目だけでなく制作背景や目的に着目するなど、ViViViTの特徴をうまく活用して、自社にマッチする人材をスカウトしています。
学生からの認知度が低くても、積極的なスカウトと丁寧なコミュニケーションで、新卒採用1年目にして6名もの新卒デザイナーの採用に成功。そして、この実績を支えるのがViViViT。媒体資料は以下のフォームからダウンロードできます!興味のある方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。