TVCMでもお馴染みの、ナビゲーションサービスを開発・提供するナビタイムジャパン。高い知名度とは裏腹に、求職者からの興味関心を得ること、会社について正しく理解してもうことに課題を感じていらっしゃいました。
同社がデザイナー採用に利用しているのは、ダイレクトリクルーティングサービスの「ViViViT」。
今回は新卒採用責任者の足立さんに、会いたい学生と出会い、学生とお互いに理解し合うための採用の進め方について、お話を伺います。

足立淳二/株式会社ナビタイムジャパン
経営推進部 新卒採用責任者

2008年にリーマンショックを経験したことで、景気の波に左右されるビジネスではなく、どのような時代にも必要とされ、時代の最先端をいくサービス・ビジネスに関わりたいという思いから、2010年に同社へ入社。現在は新卒採用を担当している。

時代の変化に対応し、世の中に必要とされるサービスに関わりたい

ーまずは足立さんがナビタイムジャパンに入社されたきっかけをお伺いできますか。

前職では人材紹介会社にいて、キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーの両方を担当していました。その企業に勤めていた2008年にリーマンショックが起き、担当していた金融機関や投資会社などがその影響を受け、次々に倒産したり採用活動を休止していったりするのを目の当たりにしたんです。
このことをきっかけに、景気の変動に左右されず、どのような時代にも必要とされるサービスを生み出している企業で働きたいと思い、転職することを決めました。

ーそういった中で、なぜナビタイムジャパンへの入社を決められたのでしょうか。

景気の変動に左右されないものとしてよく挙がるのが“衣食住”ですが、私は“移動”もそのうちの一つだと考えました。ただ、人口減少の時代の中で大きくは変化しづらい交通事業者よりも、時代の最先端をいくことができるIT業界から、”移動”という分野に携わりたいと思ったんです。
転職活動では、結果的に弊社しか受けませんでしたが、ご縁あって内定をいただけたので、入社を決断しました。

ー入社後はずっと人事を担当されているのですか。

はい。途中、1年間ほど中途採用を担当したときもありましたが、そこを除くほとんどの期間は新卒採用の担当をしています。
大学時代に母校の野球部のコーチをしていた際、指導方法やポジション、環境などにはそれぞれ適したものがあり、そこがうまくハマれば大きく成長することを学んだのです。
その経験から、人の成長や各々適した環境を選ぶところに関わり、ときには後押ししていくことができる人事の仕事をやりたいとう気持ちがありました。

会いたい学生はどこにいるのかわからない。
出会いを増やすために、さまざまな採用サービスを利用

ー新卒採用の体制と、採用目標について教えてください。

現在、新卒は人事の3名とエンジニアの部長クラスの者1名、計4名で採用活動を担当しています。年間の採用目標は、エンジニアが27名、デザイナーが3名の合計30名。
現在の大きな方針としては、エンジニアもデザイナーも、小さな網をたくさん張って採用するような方法をとっています。
求人サイトやスカウトサービス、紹介会社等、特徴の異なるさまざまなチャネルを利用し、成果につなげようと頑張っているところです。また、全国各地に足を運んでの採用活動も行っています。

ー多くのチャネルから採用を行う戦略をとられているのは何故ですか?

理由の一つは、限られたチャネルに依存しないことで、そのチャネルとの相性が良くなかった際や、市場が変化したときのリスクを避けるため。
もう一つはここ数年、個々の状況に合わせて特定のチャネルのみで就活をするという学生が増えてきたことです。完璧に学生の動きを捉えるのが難しい中で、マッチする方に出会える可能性を少しでも広げたいという思いで、間口を広げていった結果、このような方針になりました。

ー幅広くいろいろな学生に会ってみたい、というお考えなのでしょうか。

それもありますが、会いたい学生がどこにいるのか掴みきれない、という気持ちのほうが強いですね。
弊社が求める人物像は決まっているので、その像に当てはまる学生と会える可能性をより高めたい、と考えています。

ー学生が選考に進むまでの採用活動は、どのように進めているのですか?

基本的に、説明会なり個別面談なりで当社の話をじっくり聴いていただいて、共感いただけた方に選考へ進んでいただく流れです。
首都圏など近県の学生には弊社のオフィスにお越しいただきますが、遠方の学生は大学などへ出向いて説明会や面談を実施することも多いです。
そこで出会った方とは個々人に合わせた関わりを持つように工夫しています。研究や学業と並行しながら就職活動をされる方がほとんどなので、一人ひとりの状況や就職活動の進み具合に応じて柔軟に対応することで、互いに納得した状態で選考を進めていくためです。
例えば、大学内の説明会に来た学生から「もっと詳しく聞きたい」と言われたら社員との面談や会社見学をセッティングします。
また遠方から選考に参加する学生に対しては、選考ステップをいくつか合わせてしまうことで来社の回数を減らすなどの対応をしています。

理解や興味を深めるために、まずは話を聞いてもらう。

ー新卒採用を進めるなかで、感じている課題は何かありますか。

選考前の学生に、会社の理解をしっかりとしてもらうことですね。「会社が学生を採用してあげる」でも「学生が会社に入ってあげる」でもなく、学生と会社は対等であるべきだと考えています。だからお互いきちんと理解した上で選考を進めたいのです。

ー会社の理解というと?

弊社の理念やビジョン、事業や将来、働き方に至るまで全てです。
しっかり話を聞いていただくまでは、多くの学生が弊社のことを「乗換案内アプリの会社」と思ってしまっています。表面的な理解では、他の企業・サービスとの違いがわかりづらいのかもしれません。
例えば、徒歩・車・鉄道・バス・飛行機・フェリーなど、あらゆる移動手段を組み合わせて経路検索ができることに加え、自転車やバイク、トラックに至るまであらゆる移動をサポートする経路探索エンジンを開発する技術力があること。to Cだけでなくto B(対企業)やto G(対官公庁・自治体)の事業も行っていること。
これらのことは、学生の皆さんが知っているであろうNAVITIMEというアプリの、無料で利用できる部分に触れるだけではわからないと思います。

またIT企業のエンジニアやデザイナーと言っても、働き方や身につくことは企業ごとに異なりますが、そこを理解せずになんとなく「大きな企業=大きな仕事ができる企業」と思ってしまう学生もいますし、周囲の大人たちからの「IT企業は不安定、仕事が大変そう」という誤った認識を真に受けて選考を辞退してしまう学生もいます。

ー学生に会社を理解してもらうためにされている工夫は何かありますか?

きっかけは何でも良いから、まずはしっかりと話を聞いてもらうことを大切にしています。説明会で会社のことを伝えるのはもちろん、個別面談や会社見学なども積極的に行って、会社が目指す未来や、他社が実現できないサービスを開発・提供していることなども伝えるようにしています。

人やモノの移動に関する課題解決を、いろいろな角度から行っている企業だということ。ユーザーの方々の細かなニーズにも対応するサービスを開発していることやその独自性が、どうすれば伝わるのかをいつも考えていますね。説明会や面談で話す内容や伝え方も毎回ブラッシュアップして、新しい情報をより良く伝えられるように努力しています。

ViViViTで出会った学生は、会社への理解度も高い

ー2016年からViViViTを利用されていますが、導入のきっかけを教えてください。

私が入社した2010年当時は、新卒採用ではまだエンジニアのみの採用で、デザイナー採用を開始したのは2013年4月入社の方からなんです。
その採用活動を開始したばかりの頃は良い採用手法がわからず、大学のデザイン系学科の就職担当教授に「デザイン系の学生さんってどんな就活をしているんですか?」「他の企業さんはデザイナーをどうやって採用しているんですか?」とお話を伺いながら、弊社にフィットする採用手法を模索していました。
そんな中でViViViTのことを知り、利用し始めたんです。

最近は、デザイナー志望の学生に会うとViViViTを使っている方がとても多いですよね。非常にサービスが浸透していると感じます。もしかするとデザイナーの採用媒体は、ViViViTだけでも充分なのではないかとすら思い始めています。弊社の選考に来るデザイナー志望の方、どなたに聞いてもみんな「ViViViTを使っている」と言いますから。

ーViViViTを使い始めて、どんな効果がありましたか?

ViViViTを使い始めてからは出会いたい学生と出会える機会が増えて、以前行っていた大学への資料郵送は全くしていません。
さらにViViViTで出会った学生は、お互いが制作物の情報をしっかりと確認したうえでコミュニケーションがとれるので、理解度が高くて話が早いですね。
採用したいと思える学生にピンポイントで会えることで、接触する学生の数が気にならなくなりました。数より質を重視して動くことができていると感じています。今後もうまく活用していきたいです。

最後に

馴染みのあるサービスであるがゆえに、学生に企業の理念や特徴を理解してもらいづらいという課題があったナビタイムジャパン。
同社のデザイナー採用では、出会いたい学生と出会い、企業と学生がお互いに理解をし合って採用を進めることができるViViViTを利用しています。詳しく知りたい方は、ぜひ以下の「ViViViT資料請求」フォームからViViViTについてチェックしてみてください!

<取材・執筆・撮影:まついあいり>
<編集:シンドウサクラ>