1999年に設立され、2004年にサイバーエージェントのグループ会社となった株式会社ウエディングパーク。同年6月には日本のブライダル業界初のクチコミサイト「ウエディングパーク」を立ち上げ、カップルがクチコミを見ながら結婚準備をするというイノベーションを起こしました。
2020年卒からデザイナー新卒採用を開始し、「ViViViT」の利用をはじめた同社。右も左もわからない手探りのところから、無事新卒採用に成功しました。
今回はViViViTの活用方法や、初めてのデザイナー新卒採用での困難と工夫についてお聞きしました。
「ユーザー数の多さ」「採用実績」「ダイレクトリクルーティングとの相性の良さ」が導入の決め手
ーー新卒デザイナー採用は、小山さんと後藤さんのおふたりでおこなわれているんですか?
ーー2020年卒からデザイナーの新卒採用を始められたそうですね。その背景を教えてください。
新卒の育成やチームでのプロジェクトを通してデザインチームを活性化し、デザインの力で会社をもっと成長させようというフェーズに入ってきたんです。
ーーでは、新卒採用を始めようとなった際、どのようにしてViViViTをお知りになったのでしょうか?
ダイレクトリクルーティングという手法自体は、他職種の採用で私も利用して実績も出ていたので、デザイナー採用でも活用していきたいと思っていたんです。
ViViViTはデザイナー採用に特化したサービスの中でも特にユーザー数が多いと聞いて、ぜひ使ってみたいと導入を決めました。
「どんな想いで制作したか?」が見られるから、マッチする人材を見極めやすい
ーーViViViTを利用したデザイナー採用では、“ポートフォリオでスカウトする”というのが他の職種とは違うポイントかと思います。スカウトする方の基準は、どのようにして決めていかれたんですか?
なのでひとまずViViViTの登録者を小山に見てもらい、その後スキルや志向性がマッチしそうな学生のポートフォリオを一緒に見ながら、スカウト対象者の基準をすり合わせていきました。
ーースキルや志向性がマッチしそうな学生は、どのような基準で探されていたんですか?
単純なスキルよりも考え方の部分を重視しているので、作品の説明文をよく見て“課題解決としてのアウトプット”に意識が向いている方をピックアップしていましたね。
また、エンジニア採用の経験から、ライフスタイル系の事業に興味がありそうな方がマッチするとわかっていました。
さらに当社は「競争と協調」と「切磋琢磨」というカルチャーが根付いているので、それにマッチしそうな方にも注目していましたね。
細かいスキルで絞らずに広く見て、多くの方とお会いできるようにしていました。
ーースカウトのレベルを満たすポートフォリオの基準は、すぐにインプットできたのでしょうか?
Web上で見るプロフィールと照らし合わせて、どういう考えの方が合っているのかなどを確かめながら判断して。
ーー採用を進めていく中で、デザイナー採用におけるコツなどもつかんでいかれましたか?
そうですね。私もさまざまな方のポートフォリオを見たり実際にお会いしたりしていくうちに、自社に合う学生はどんな所にいて、どういう表現をする方なのかが分かってきました。
例えば日常生活の中で普段から負に感じている課題について、解決できるものを実際につくってみようなど、アウトプットを自分ごと化できている方は弊社にマッチしていましたね。
マッチ率は約6割!ポートフォリオを見ているからギャップが少ない
ーーViViViTを利用される中で、具体的な数値目標などは立てていらっしゃいましたか?
スカウト数ではなく、新卒デザイナー採用にあたって何名にお会いするか、という目標を立てていました。
ViViViTは他媒体と比べても、マッチ率が約6割と高かったのが印象的です。結果的に、目標を大幅に超えて達成することができました。
さらにマッチ後は説明会や現場のデザイナー社員との面談を経て、その後選考に進むかを決めてもらうのですが、選考への動員率も約9割と非常に高かったです。
私は面接前にも必ずViViViTを見ていました。アウトプットを見てから臨めるので密度高く、充実した面接になったと思います。Web上で情報が事前に見られることはメリットが多かったですね。
ーーViViViTを利用される中で、工夫された点はありますか?
メッセージを初めて送る際には、相手のポートフォリオについて必ずコメントするようにしていました。どういうところが良くて、スカウトをお送りしたのかを。
他には、企業ページに会社の情報をしっかりと載せるように心がけていましたね。学生も選考を受けるうえで自社の情報はよく見て来てくれるので。
ViViViTのメリットは、学生のポートフォリオが先に見られることはもちろん、企業もポートフォリオ(企業ページ)を見てもらえるところがとても助かります。
学生側もそれを見て、マッチするかをチェックできるところが良いと思います。
ーー今後、もっとViViViTをこんなふうに使っていきたい、という方針はありますか?
メモ機能などを使って選考のフィードバックなども、ViViViT上にもっと溜めていきたいなと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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